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海外在住の青年が織り成す日常模様。

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長野県佐久市にある老舗食堂「コロナ食堂」への誹謗中傷を許してはいけない。

みなさん、こんにちは。coszaemonです。

 

 

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”コロナ”にちなんだ罪もない店舗への誹謗中傷案件はあってはいけないこと。許されることではありません。

 

しかし、実際に長野県で発生してしまいました。その店舗とは

 

コロナ食堂

 

今、このコロナ食堂が大変な被害に見舞われてしまっています。今回はこのコロナ食堂の誹謗中傷事件について取り上げたいと思います。

 

 

コロナ食堂とは

 

コロナ食堂は長野県佐久市にある老舗店舗。創業は第二次大戦中の1944年。昭和、平成、令和3世代を渡ってきた長い歴史を歩んできました。現在3代目を継承した須藤仁志さんの祖父が当時軍隊の炊事番だったようでその経験を生かそうと始まったのが由来とこと。子供達に甘いものを届けたいという思いから創業当初は甘味処で営業を開始しました。

 

 

なぜ店の看板を”コロナ”と命名したのか

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”コロナ”と聞くと連想するのが太陽。理科の授業で習った思い出す人もいるでしょう。太陽の表面を覆う膜にあたる部分を「コロナ」と言います。ここから店の名前をとったようです。やがてコロナ食堂は甘味処から事業を継いだ須藤さんの父が食堂としてリニューアル。店名を「味蔵コロナ食堂」に改め、70年以上、多くのリピーターを獲得し地域に根付いていきました。

 

ただ、名前が同じというだけで、、、、

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そんな地域に愛されてきたコロナ食堂が3月から数々の嫌がらせを受けるようになってしまいます。もちろん原因はコロナウィルスが日本で蔓延し始めたことがきっかけ無言電話、ネットでの中傷、店の看板を写真に撮られ”見世物”にされるなどなど。どれも悪質極まりない所業に店長の須藤さんも頭を痛める毎日となってしまいました。

 

励ましが何よりの支えに。

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一方で心あるお客さんから励ましの声も届いているようで感染拡大で逆風の中、こういった温かい言葉がコロナ食堂を救っています。店に何の罪もないわけですからぜひ一人でも多くの地域の方に加わってほしいところ。地域全体で風評被害に負けないよう一致団結することが求められます。

 

まとめ

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 今回は”コロナ’という名前が災いして誹謗中傷を受けることになってしまった長野県佐久市の”コロナ食堂”について取り上げました。

 

コロナに乗じて同じ名前の他人や店を誹謗中傷することはあってはなりません。これが行きすぎてその人の人生を狂わすことになった場合、その責任をとれるのでしょうか。

 

もし、軽い気持ちで行ったのであればますます許されることではありません。日本全体でコロナに対する自粛が続き、ナーバスになっているご時世だからこそ、”コロナ”と名前のつくものについては最大限の配慮をするべきでしょう。