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海外在住の青年が織り成す日常模様。

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参議院選挙当日!しかしなぜ 投票締め切りと同時に当選確実が出るのかを考察してみた。

みなさん、こんにちは。

 

coszaemonです。

 

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今日7月21日は参議院選挙当日ですね。

あと、10分少々で投票締め切りの時間となる訳で、カチャカチャタイプしている次第です。

(この記事をあげる頃はもう大方の結果が判明してしまうのでしょう、、、)

 

選挙になると前々から一つ疑問に思っていたことがありました。

 

それは

 

なぜ選挙って投票速報開始とともに当然確実が次々と出てくるのか?

 

だって、今から票数をカウントしていくのに1分も経たないうちに当選速報なんて常識じゃ考えられません。

 

今回はこの早すぎる当選確実がなぜ出せるのかを考察していきます。

 

 

参議院議員選挙2019とは

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今回の参議議員選は今年7月28日に任期満了を迎えるために実施される選挙。7月4日に告示、本日21日に投開票される。正式名称を参議議員議員通常選挙と呼ぶ。

 

今回争われる議席は参議議員定数の半分にあたる121議席。そして今回はそれに加えて 埼玉選挙区の1議席と比例代表の2議席を加えた計124議席となった。

 

今回は比例区に新しい制度が設けられた。”特定枠”といってそれは政党の判断で一部の候補者を特別枠に登録することで個人の獲得議席数ではなく、比例代表での獲得数に応じてその特定枠の候補者から優先的に当選させる制度が導入される。特定枠に入った候補者は候補者個人としての選挙運動はできず、政党としての運動に限られてくるが、各党が”ぜひこの人”と考える候補者が当選する可能性が高まったといえる。

 

ほーほー、比例代表は比例名簿で順位の高い候補者から当選が決まってましたが、この特定枠ならば、比例名簿とは切り離されたもう一つの枠から”ぜひとも国会に送り出したいという”個人を政党の得票数で当選に導く。斬新な制度じゃないですかーー。

 

って思いきやこの”特定枠”には問題点もあって、公職選挙法で選挙事務所の設置や選挙カーの使用、ポスターの配布や掲示、さらには個人演説会も禁止されているそうなんです。つまり所属政党の応援や選挙区で出馬している候補のアシストしかできないルールになっているのです。

 

え、じゃー、有権者に自分の声が届けられないってことでは、、、。

誰がそんな特定枠で出ているかも分からず、当選して”国民のみなさまから選ばれましたー”って言われても”いやいや、あなたのことなんて知らないし”って

ことになりかねない。

 

ここは改正の必要ありでしょう!

 

なぜ、当選確実がすぐに発表できるのか

 

電話調査。

 

まず一つ目の理由は投票何日も前から実施される。電話調査にあるとのこと。

ランダムに抽出された家庭に専門のオペレーターが電話をかけ、情報を収集。世代や性別が偏らないように過去のデータとも示し合わせ、実態に近い予想を行うとのこと。

 

この過去のデータと今回の調査結果をどう分析させて予想するのか。それを導く計算式があるそうです。これはマスコミの方々しか分かりえない情報なのでしょうが、、、

 

出口調査。

 

そして、もう一つの理由が出口調査。

 

投票日前の期日前投票や、当日投票終えた有権者へ直接投票行動を質問する形式。

これも持ち合わせた有権者サンプルも参考にして傾向が分かるようです。また、最近の有権者の投票が当日よりも期日前投票にシフトしていることもあって、期日前会場での出口調査を積極的に行っているとのこと。

 

まとめ

 

今回はなぜ投票終了直後に当選確実が出るのかを考察しました。個人的には電話や出口調査でそんなに当落選が分かるものなのかといまだすっきりしない気持ちです。

 

ただ、毎回見ている選挙特番では放送開始とともに出てくる当選確実の情報に誤りはないので、やはり投票前からの電話や出口調査である程度の得票数は分かるものなんだーと感心する次第です。

 

こんなに早く分かるのなら、選挙特番って果たして必要??

 

自分が応援した候補者政党がどうなるのか、最後までハラハラしながら特番を見たいという人にはこの情報は楽しみを奪っていることにもなるのでは、、、

 

みなさんは、どう考えますか??

 

では、また。

その一つが、何日も前から繰り返し行う「電話調査」の結果です。調査ではオペレーターやコンピューターがランダムに選んだ家庭に電話をかけ、誰に投票するのかや、支持政党などを尋ねます。「リアルタイムで有権者の考えていることが分かるのですが、最近は固定電話がない家も多いので調査対象が限定されます。曜日や時間帯によって回答してくれる人の年齢、性別などにも偏りが出てきます」と嶌さん。そこで使うのが、過去の調査結果と実際の得票を照らし合わせてつくった補正のための計算式です。この計算式を使うと、より実際の得票に近いデータが得られるのだそうです。

 そして、もう一つの大事なデータが「出口調査」の結果です。選挙当日に投票に行けない人のための「期日前投票」の投票所、そして選挙当日に各地に設けられる投票所の前に調査員が立ち、出てきた人に直接「誰に投票しましたか」と尋ねるのがこの出口調査です。電話調査と同じように一定数のサンプルを調べて、全体の傾向を探ります。嶌さんは「昔は選挙当日の出口調査に重きを置いていましたが、最近は期日前投票をする人が増えているので、そちらの方もしっかり調査しています」と言います。

 これらのデータを分析していくと、どの候補者がどのぐらいの票を取りそうか、投票終了前でも大体見えてくるのだそうです。