まあー、ちょっと立ち寄ってちょ。

海外在住の青年が織り成す日常模様。

<

コンビニを意識??コメダの新業態進出を考察してみた。

みなさん、こんにちは。

 

coszaemonです。

 

 

f:id:masayan0623:20190715015640p:plain

(引用:コメダ

 

巷にあるカフェといえば、まず思い浮かべるのがスタバ。では、喫茶店では?

 

最近、勢いすさまじく日本にその名をとどかせている喫茶店があるのをご存知でしょうか?その喫茶店とは。

 

コメダ珈琲

 

です。

 

愛知県から出発したコメダがあのセブンイレブンより高い成長力で新しい業態に進出を虎視眈々と狙っているということで、今回はこの内容を考察していきたいと思います。

 

 

コメダ珈琲とは。

f:id:masayan0623:20190715015848p:plain

(引用:コメダ


コメダは1968年1月に誕生した喫茶店チャーン。本社を愛知県名古屋市に置く。創業者・加藤太郎氏が名古屋で個人経営で「コメダ珈琲店」を開店したことをきっかけに1970年から徐々にフランチャイズ展開を開始。1993年に4月にフランチャイズチェーン運営を目的として株式会社コメダを設立。2016年6月にコメダHDとして東証1部上場を果たした。 

 

2019年2月末現在店舗数は835店舗まで拡大。その他の業態として和風型喫茶の『甘味喫茶おかげ庵』9店舗とオリジナルのコッペパンを販売する『コメダ謹製やわらかシロコッペ』を関東・東海で15店舗、さらにコメダ初のセルフサービス型店舗『コメダスタンド』を東京・池袋に1店舗展開している。

 

コメダ珈琲の特徴

 

①朝早くから営業している。

早い店舗で朝6時からお店があいているので、朝食と合わせて訪れやすい。

 

②メニューが多い。

各種コーヒーやパン類、サラダなどを主体とした軽食のほか、デニッシュの上にソフトクリームをのせた名物のシロノワール。エッグサンド、ハムサンド、ポテサラサンド、ミックスサンドのサンドイッチ類が注文できる。

 

③雑誌、新聞が豊富

各新聞、スポーツ新聞、雑誌が多く用意されているので、朝の新聞目当てに訪れる近所のお年寄りの方々をよく目にします。

 

④モーニングサービス

コメダでは”中京式”とも言われるサービスを提供している。開店から午前11時まではドリンクを注文すると追加料金なしでトーストやゆで卵が無料でを提供されます。それ以外の時間でもコーヒー等のドリンク類を注文すると豆菓子などのお茶菓子がおまけでついてくる。愛知県の喫茶店では当たり前のこのサービスを全国で受けられるのがコメダ珈琲です。

 

セブンイレブンを意識したコメダの次の戦略とは

 

f:id:masayan0623:20190715020150j:plain

 

セブンイレブンが沖縄にも出店され、

 

全国制覇を果たした今、いち早く全国制覇を果たしたコメダが刺激されたのか間違いない。

 

ぜなら、”セブンカフェ”に代表されるカフェサービスにも力を入れるコンビニなどと、熱いコーヒー争いが全国で起こりそうだからだ。

 

これはコメダの店舗戦略を見れば容易に予想がつきます。ついこの6月に青森に最後の店舗が誕生。2015年の683店舗から、2019年6月末時点で867店舗に急拡大。今後2020年2月期中に910店舗を計画しており、1000店舗を本気で狙って攻勢をかけているからです。

 

新業態へ殴り込み??

 

展開するのは珈琲店だけではない。新業態の開発も積極化する。今年10月に石窯で焼き上げたパンを提供する店舗を沖縄に出店予定。パンの原料である小麦粉は自社工場で製造。こだわりパンとしてコンビニの市場に食い込んでいこうとしている。

 

理由は好調な業績

f:id:masayan0623:20190715020317j:plain


 この背景には堅調な業績が関係しているようです。

 

今月10日に発表した19年3―5月期連結決算(国際会計基準)は売上高が前年同期比5・7%増の73億円、営業利益が同5・2%増の19億円と伸びた。20年2月期も売上高は前期比1・0%増の306億円、営業利益は4・0%増の78億円と増収増益を見込んでいる模様。

(引用:セブンより高い成長力、「コメダ珈琲」が狙う次の市場はパン

 

まとめ

今回はコメダの新業態進出について考察してみました。喫茶店の全国展開と好調な業績が今回のパン業態への進出を支えていることが分かりました。この流れは当然同じサービスで勝負しようとするコンビニとの競争に発展していくでしょう。

 

世界的に見ても”ハイクオリティー”のコンビニにコメダがどう挑んでいくかが今後に注目ですね。

 

では、また。