みなさん、こんにちは。
coszaemonです。
大学生の頃、親からの仕送りでもらっていた生活費の一部に当てていた人が多いのではないでしょうか?
しかし、現在は状況が変わっています。仕送りをもらえない学生がある場所に向かうようになってきました。その場所とは
学生ローン
なぜ、学生時代から債務を抱えて生活を余儀なくされるのか。今回は学生ローンが賑わいを見せる理由を考察してみたいと思います。
学生ローンとは
学生ローンとは、銀行などの金融機関が学生の保護者を対象に行う学費など教育関係経費についての融資である教育ローンとは異なり、学生本人に直接融資を行う消費者金融のこと。
健康保険証あるいは運転免許証による提示と学生身分の確認で融資を受けられ、融資限度額50万円以下と少額に抑えていることが一般的。学生ローンが消費者金融のローンだけを意味するのは日本独特であり、日本国外で学生ローンを意味するstudent loanというと、消費者金融機関による融資に限らず、学生本人に対する公私の融資制度が広く含まれてくる。
したがって大手の銀行などでも学生本人に対する融資を行い、政府機関などが行う学生本人を対象とする融資も学生ローンと日本国外では呼ばれている。
融資対象は高校生を除く満18歳以上の大学生・短大生・専門学校生などに限られる。利ただしローン業者によっては、未成年への融資は行っていない場合や、アルバイトをしていない未収入の学生に対しては融資を行わない場合もある。
さらに2010年6月に施行された改正貸金業法により年収の3分の1を超える貸し付けが禁止されたことで収入のない専業主婦や学生への融資やローン契約ができなくするなど、安易なローン契約を防ぐ施策がとられるようになった。
就職前から学生ローンで借金をする学生が増えている要因に何があるのか以下で検証してみたいと思います。
学生ローンでお金を借りる学生が増えたわけ。
両親の離婚とリストラ
従来まで仕送りをもらって家賃や食費に使うことが出来たが、両親の離婚による経済状況の変化と親のリストラが原因で仕送りが満足に送れなくなり、自分で学業の合間にアルバイトをすることを余儀なくされた。
しかしアルバイトだけでは十分な生活費を確保することが出来ず、借り入れ上限の金額を借りるケースが増えている模様。
まさに大学生の貧困化が進んでいる。
この実態を裏付ける調査結果も発表されている。
約30の大学などの学生でつくる団体「FREE」が昨年9月から今年6月にかけてインターネットなどで実施した調査でも、最近の大学生の苦しい実態が見えてくる。集計が終わった6226人の回答のうち、46.1%が生活費を稼ぐアルバイトのために「睡眠時間が削られる」と回答した。中には「1日の食費が300円」、「毎日2時間睡眠でアルバイトと学習をかけもちしていた」といった回答もあったという。
親の低所得化。
まとめ
今回は学生が日々の生活にローンをせざるをない深刻な実態を考察しました。学生が本来の目的である学業に集中できず、日々の生活のために金策に走る現代の構図はまさに平成の30年間、そして令話になってもいまだ続くデフレ経済の弊害から生まれた問題であるとも言えるでしょう。
では、また。